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(516) 隔日記 0xE9/0x100 by junnno at 2005/04/05 20:49:33 レス投稿

隔日記 0xE9/0x100

また時間切れだ
いつかまたどこかで!


(515) いや仕事っすよ、仕事 by SIV at 2005/04/02 21:10:17 レス投稿

>幕張に何用なんだろう??

まあ、出勤に1時間半かかる訳なんですが。


(514) Re: ご祝辞 by junnno' at 2005/04/02 08:44:10 レス投稿

> 新社会人おめでとうございます。
> と、ありきたりのことを書いてみる。

ありがとうございます。

千葉は本八幡です。
捕捉されて狙撃されるとアレでアレでアレなので、
会社名その他諸々の個人情報は伏せの方向で。


幕張に何用なんだろう??


(513) ご祝辞 by SIV at 2005/04/02 02:47:15 レス投稿

新社会人おめでとうございます。
と、ありきたりのことを書いてみる。

本八幡っつーと千葉ですか? 市川あたり?
総武線とメトロ東西線はなんだかんだで結構遅れるので気をつけましょう。つーか寮だから乗りませんか。
武蔵野線も結構多いですが。
時間通りに海浜幕張に着かないことがこの半年で何度あったか……。


(512) 隔日記 0xE8/0x100 by junnno' at 2005/04/01 22:38:58 レス投稿

隔日記 0xE8/0x100

寮は暇だった。
おもわず部屋の隅で三角座りしてひきこもりごっこをするぐらいに暇だった。

なんにもない。
ドラえもん、なんだか部屋が広く見えたよ。

新幹線の駅で買った活字も読みつくしたので、
あとは日記のネタ張をずっと作ってたのだけれども。
ネットから消える前に0x100まで完成させるつもりで。

残念ながら酔ってるから今日は書けません。
何言っているの、じゅんのさん?


(511) 隔日記 0xE7/0x1000 by junnno' at 2005/04/01 22:13:59 レス投稿

隔日記 0xE7/0x1000

そんなこんなで、一ヶ月ほど不在になります。
山奥の合宿でネットから断絶される予定。

メールくれても返信できません。
掲示板に書き込んでも返信できません。
あ、でもAirH"持ってる誰かに寄生するかも。

山奥なのでPHSは入らないという噂も。

同期はいい奴ばっかりでホントよかった。

乾杯!


(510) 隔日記 0xE6/0x100 by junnno' at 2005/04/01 22:08:16 レス投稿

隔日記 0xE6/0x100

入社式でたー。
バッジ貰ったー。
これでもはや雇われ社員、会社のしもべ。

返してもらった健康診断費で早速同期と飲み会直行ごー。
はじめて美味しく楽しく酒のんだかもしれぬ。

ビールうまい。わかった。ようやくわかった。

うへー。
本八幡駅前のネットカフェからお送りしました。


(509) 隔日記 0xE5/0x100 by junnno' at 2005/03/31 09:36:11 レス投稿

隔日記 0xE5/0x100

うあああ、もう時間切れだ。
行かなくては。

マンションタイプの寮、いいなあ。
わたしの会社は朝晩まかない付き(有料)らしいので、
いわゆる下宿タイプだと思われる。
自分で料理したいなあ。

長期不在になるので、掲示板のプログラムをちょっと変えておいた。
管理者以外のhttp://を含む投稿は失敗するように変更した。
ご注意を。


(504) 隔日記 0xE4/0x100 by junnno' at 2005/03/30 00:40:01 レス投稿

隔日記 0xE4/0x100

宇宙のはなし。

無限に広がる三次元の空間に一方通行の時間が流れていて、
無数に存在する究極の素粒子から万物が構成されている、
という宇宙観はかなり健全だと思う。

ニュートンは神さまを信じていたから、それでよかった。
逆に言うとそれが限界だったのかもしれない。

空間は何だ。
光が真空中を1/299,792,458進む距離が1mと定義されている。
ならば、情報伝達にかかる最低限度のレイテンシを規定するパラメータが座標か。

時間は何だ。
空間が先か、時間が先かは、ニワトリとタマゴどころの騒ぎじゃない。
セシウム133原子の基底状態にある二つの超微細準位間の遷移に対応する
放射の9,192,631,770周期にかかる時間、という説明がある。
エネルギー差を規定するパラメータが時間か。

何にせよ、相対的だ。
相対性理論は確かに合理的で、神さまのいない世界には必然の概念だと思う。
神さまを認めなかったその代償は大きい。
でもそれは多分、次の一歩を踏むための苦難だ。

ヒトには、時間が一方向に進んでいるように観測されるけれども、
物理的にそうでなければならない理由はひとつもない。
もし瞬間に宇宙の全てを悟ったとして、宇宙の外から宇宙を観測できたとしたら、
もしかしたら本当の宇宙の時間は逆方向に進んでいるのかも知れない。

などという考えはナンセンス。
なぜならば、宇宙の外から宇宙を観測することは不可能だから。

時間が正の方向に進む瞬間はいつなんだろう。
エントロピーが増大する方向が時間の正の方向だとすると、
エントロピーが発生する瞬間に時間が進んでいると考えられるだろうか?
そうだとすると、局所的には時間が巻戻ったり、すごく進んだりしながら、
全体としては進んでいることになる。

絡み合いや重ね合わせが破壊された瞬間に時間が進んでいるんだろうか?
だったら逆でも良いような気がする。
ヒト以外には。

時間には、距離や事象の地平を規定するいわゆる時間の他に、
もうひとつ別の何かを規定する値みたいなのがあるんじゃないだろうか。
しらん。

14


(503) 隔日記 0xE3/0x100 by junnno' at 2005/03/30 00:22:47 レス投稿

隔日記 0xE3/0x100

物心が付いた、というのは一体いつぐらいのことを指すのかなと考えたら、
年代によってかなり変わるかも知れないなと思った。

3歳ぐらいの記憶はあるかも知れないが、
これはあとから得た知識による合成記憶かも知れない。
自分を外から見ているような記憶だから、ますますその可能性が高い。

でも、よくよく考えてみると、純粋に自分の主観からの、一人称視点の記憶ってあまりない。
まして二人称でもなく、三人称視点の記憶が多いような気がする。
DOOMみたいな記憶じゃなくて、ゼルダみたいな記憶、
といえば誰にでも分かり易いだろうか。

自分がはっきりと自分の意志で行動し始めた、
という定義になると、もう全く分からない。
下手すると大学に入ってからやもしれぬ。

今の自分の価値判断と直接繋がっている、と言えばさらに短くなる。
ここ二年ぐらいじゃないだろうか。

が、就職活動を始める前のメモを見ると、今決まっている就職先と、
そのころ考えていた就職先の希望は正反対に近いぐらい違ってた。
一年前が既に繋がっていない。

危うい。

13


(502) 隔日記 0xE2/0x100 by junnno' at 2005/03/30 00:15:23 レス投稿

隔日記 0xE2/0x100

数学の話をしよう。
もっとも、ちゃんと勉強していないので、もちろん嘘ばっかりだ。

写像、というのは関数を一般化したような概念で、
ある入力をある出力に変換する概念である。たぶん。
入力と出力を対応させることをマッピング、と言ったりするね。

マッピングの例は日常的な世界に良くみられる。
例えば1、2、3、…と書かれたくじが当たり、はずれ、食器洗い乾燥機、に対応しているのもマッピングだし、
○、×、△、□が探索、飛び降り、ジャンプ、攻撃に対応しているのもマッピングだ。

離散に限らないし、有限に限らない。たぶん。
たとえば、磨りガラスは光のマッピングを実行する。
向こう側からやってきた光は磨りガラスの磨り面で散乱されて、
拡散した光に変換され、元の光線像が分からないようになるわけだ。

それと似たのに、採光ブロック、というのがある。
スーパーマリオ3の5面に出てくる氷みたいな厚いブロック状のガラスで、
レンズように光は通すけれども、像は通らないようなあれだ。
あれも、特定の入力を特定の出力に変換する写像デバイスのひとつだ。

よく、最上階フロアの天井から自然の光を採るのに使われていたり、
あるいは銭湯の間仕切りに使われたりしている。
もう誰にも遠慮はいらねー。

もちろん銭湯では像が透過してはいけないわけで、
採光ブロックは特定の写像によって、元の像を破壊して通すことになる。
だが入力と出力は決定論的に、一対一に対応しているわけだから、
数学的に考えると、逆関数を通せば元の像が復元される。
だからどうした?どうもしません。

採光ブロックは非常に複雑な関数だけれども、その点、磨りガラスは危険だ。
セロハンテープを貼ると、とか、水を掛けると、とか、そういう危険ではない。
光をGaussianで散乱する理想的な磨りガラスは、非常に簡単なフィルタで元の像が復元できる。
どうせ誰も見ちゃいねー。

とかとか。
わたしは湯船に浸かりながら、
極めて純粋に数学議論を考えいただけであって、
やましいことは何もない。

12


(501) 隔日記 0xE1/0x100 by junnno' at 2005/03/29 23:58:35 レス投稿

隔日記 0xE1/0x100

3月31日が終わるまでに、全てを書き終えようキャンペーン実施中。
もう10書いたから、あと残るは僅かに20。
十六進数だけどな。
うわあ。

ニューロン無限回廊のなかで渦巻いているのを吐き出していけば、
十分埋まっていくかなとは思ったけれども、
そういうのはテキスト化する瞬間に収束してしまう。
あるいは、元々そんなに大したモノじゃ無かったのかも知れない。
これを専門用語で、買いかぶり、と言う。

ぼちぼち続けるか。

11


(500) 隔日記 0xE0/0x100 by junnno' at 2005/03/29 23:50:06 レス投稿

隔日記 0xE0/0x100

漫画本、小説本、その他もろもろの書籍類をBook offに売りに行った。

買い取り可能だった本は合計で384冊。
査定は予想を大きく上回って、13,080円だった。

大量の古い漫画本があった一方で、
新しい本もそれなりにあったのが効いてるみたい。

20世紀少年も廃棄、ケロロ軍曹も廃棄、吼えよペンも廃棄。
もちろんショックサイエンスも廃棄だし、少女少年も廃棄。

MASTERキートンは保存。愛ゆえに。
宇宙家族カールビンソンとるくるくとまんがサイエンスとHALは保存。あさり。

カールビンソンといえば、ふらと立ち寄った書店で発掘した
「宇宙家族カールビンソンオリジナル」は掘り出し物だった。
あさりよしとおの全要素が全て揃っている完全体。

お金を期待して売りに行っても全然見返りになる額じゃない。
が、ゴミの山と思っていた所からあぶく銭が出てくるのは、
これはかなり嬉しいみたいですな。

10


(499) 隔日記 0xDF/0x100 by junnno' at 2005/03/29 03:22:34 レス投稿

隔日記 0xDF/0x100

読みました。

量子コンピュータとは何か 水谷 淳 訳
本屋でASCIIの4月号を探しながら、何か本を買いたいなあ、
と思った瞬間に立っていた本棚に刺さっていたので買った本。

ちなみに、ASCIIは4月号だけを95年からずっと保存している。
パソコン変遷の歴史を思い起こすために。
95年以前の物も保存しておけば面白かったなあ、と思う。
95年から後は、基本的にWindows95後、の時代だし。

閑話休題、内容は比較的軽い。
でもコンピュータの基礎的な概念から量子コンピュータの基礎概念、
現時点での実装についてひととおり過不足なく書いてあると思う。
普通のコンピュータ系ジャーナリストが自分の理解の順序で書いているので、
専門でなくても非常に読みやすかった。

ただ、専門知識が要るところはかなり薄めてあるみたいだけど。
重ね合わせの割合や絡み合いの詳しい議論なんかはばっさり切ってある。
実際そこが知りたいのだけど・・・。

量子計算機は、デジタル計算機で言うビットの代わりに、量子ビットというものを扱う。
量子ビットは0〜1の重ね合わせの状態を持ち、
さらに量子絡み合いなんかを上手くごにょごにょすることで、
デジタル計算機では事実上計算できない計算が量子計算機では出来る。
宇宙全体の資源を使って作った無数のデジタル計算機が、
宇宙が始まってから終わるまで計算しても仕切れない計算だとしても、
量子計算機なら計算できる。

量子コンピュータってのは、アナログ回路みたいなものかな、と思った。
回路に電圧をかけて電流を流すだけで、例えばこの抵抗に電流がいくら、
電圧がいくら、というのが自動的に決まる。
今NMRとか、ピン留めしたイオンとかでやっている量子計算は、
そういうアナログコンピュータ世代のものなのかも。

この莫大な計算能力はいったいどこから来ているのか、と言うけど、
それはつまり、回折格子やホログラフにレーザーを入れるだけでフーリエ変換完成、
とか、そういうものなのかも。



(498) 隔日記 0xDE/0x100 by junnno' at 2005/03/29 03:04:43 レス投稿

隔日記 0xDE/0x100

就職と同時に家を出て行くことになるので、部屋の整理をしている。

とにかく本が多い。
ほとんど漫画。

漫画本は小説本に比べて情報密度が小さいから場所をとる。
いや、絵の情報量は文字の情報量に比べたら多いのか。

漫画の方が読む時間が短い?発刊間隔も短い?

小説は文字だけだし情報密度も小さいはずなのに、と思うのは、
漫画はストーリーが比較的そぞろでも良いからなのか。
作画は分業できるけど、文章は分業できない・・・。

そのへんのところに理由があるのか。


100冊か200冊はあろうかという漫画本を「廃棄」により分け。
同量か、それより多いぐらいの漫画本が「保存」になっている。

随分捨てた印象なのだけれども、本棚は相変わらず一杯だ。
これまでは本棚の前に積み上げられていたということか。

あんまり見ないけど、リフォーム雑誌や何かを見ると、殆ど物がない。
当然ながら、本棚の前に本が積み上げられたりはしていない。
一体どういう生活をしていればそう出来るのかと思う。

読んだ本はすぐ捨てている?

実際、それでもいいかも、と最近思っている。
一回読んだ本を読む時間があれば、新しい本を読んだ方が生産的だ。

よっぽどのお気に入りは別として。

・・・などと言っていると、それがまた積み上げられる羽目になる。
思い切ってスレッショルドを低く持とう、ということだな。



(497) 隔日記 0xDD/0x100 by junnno' at 2005/03/29 02:55:09 レス投稿

隔日記 0xDD/0x100

ICOを買ってきた。
プレイした。

おもしろーい。


プリンスオブペルシャ+64ゼルダみたいな感じですかね。
あと独特の統一された雰囲気が素晴らしい。
空気感というか、大気の存在を感じる。

アクションは派手じゃないぶん、落ち着いて探索できる。
手を繋いでいるうちは。

独りで探索している間のドキドキ感といったらない。
ストーリーとリアリティがゲームの外側にあるのが大変良い。
今ゲームをプレイしている!って感激がある。

こう見ると、スペランカーって名作だった。
アトランチスの謎は駄作だった。
線引きは、プレイヤーとキャラクターがどこまで重なるか。

ともかく。

振動機能をこれ以上に生かしているゲームって殆ど無いと思う。
デュアルショック、重いだけのコントローラじゃなかったんだね。
このコントローラには、想いが詰まっていたんだね。
と。


あと、微妙にエロいと思います。
ソファに座るところとか。


おお、私は今自由を感じている!



(496) 隔日記 0xDC/0x100 by junnno' at 2005/03/29 02:45:28 レス投稿

隔日記 0xDC/0x100

読みました。

工学部・水柿助教授の日常 森博嗣
フィクションなのだかノンフィクションなのだか分からない、
フィクションの面の皮を被った、おそらくノンフィクションを元にしたフィクション。

ま、文字になったものは多かれ少なかれ全てフィクションだ。

ごく一部に「どすこい」ネタ。
といっても、これちゃんと読んでないけど。

森博嗣はもしかしたらこういうのの方が向いているのかも、
と思ったのは、最近「φは壊れたね」をみてがっかりしたから。
結局φってなんだったんだろう。空集合?波動関数?直径?

化石燃料を燃やしているみたいなものかも。
すなわち、過去に蓄積されたネタをじゃんじゃん燃やして、
贅沢な談をとっている、と。
ん、上手いこと言った。



(495) 隔日記 0xDB/0x100 by junnno' at 2005/03/29 02:35:04 レス投稿

隔日記 0xDB/0x100

同じ大学で二回目の卒業式。
最初もどうでもよかったが、今回もどうでもよかった。

式は、ボーリングのピンが2本ばかりいた他は至って平穏。
まさに粛々と進行。

毎回同じ式辞を述べることで有名な学長は、やはり今回も同じ事を言っていた。
と思う。

県立大学なので、当然県知事が来る。
やはり知事にまで登り詰める人となると、スピーチが上手い。
狭い大学のなかで培養されてきた学長など、まさに話にならない。


同じ高校出身の友達が院代表の答辞を述べていた。
結論先行型で簡潔に纏まっており、これを大変良いとみたまへり。
ええ、一応、技術者のタマゴかヒヨコですから。
いや、灰かもしれない。


持って帰る荷物がかねてよりの見当より多かったので、
結局卒業式の日には全部荷物を持って帰れなかった。

ああ、また行かなくては。



(494) 隔日記 0xDA/0x100 by junnno' at 2005/03/29 02:25:15 レス投稿

隔日記 0xDA/0x100

早朝に早々に起床した面々は、超豪華朝食を食べて超元気に。
というわけでもなかった。
長時間の温泉は体力を奪うので気を付けましょう。

夜中異常に熱くて汗をかいたので、また朝に軽く温泉に入った。
精神的爽快感は、身体的体力といくらか引き替え。


下呂温泉のおみやげ品を買って、高山へ。

温泉まんじゅう。
下呂温泉チョコレートもち。
観光地名前入り土産は、とりあえずの思考停止の定番。


高山からバスで飛騨の里へ。
招金横丁、とかかれた土産物屋商店街。
土産者屋前の巨大招き猫は突然手を招き出すから注意が必要。
われわれ観光客から金を搾り取ろうという意志の露骨な現れか。


飛騨の里には、飛騨の各地から移築された昔作りの家、
合掌造りの家が移築されて解説を加えながら展示されている。
いろりの上にある竹の煤の付き方に年季が入っている。
鍋を吊っている紐に掛けられた魚型の木の留め具みたいのはどうやって使うんだろう。

4階建て、5階建ての高さの家が木造で建っているが、大したものだと思う。
200年でも300年でも持ちそうな重厚さがある。
少しずつ補修を繰り返しながら維持してきたのだろうけど、
フル木造にして全く弱いところが見あたらないのが凄い。

うまごや(無料)に次回さるぼぼ教室のごあんないの看板が。
なんだこりゃ。


世界のアンティック館。

ここにはガイガーカウンター鳴りまくりのウランガラスが大量展示されている。
館長のおじさんがかなり怪しい感じの、いかにもアンティークコレクターな感じの人だった。

天然ウランは半減期45億年のウラン238が99.3%で、半減期5億年のウラン235が0.7%。
半減期5億年がめちゃくちゃ危ないけど、45億年の方もそれなりに放射能があるらしい。
放射線?それって食べられる?という時代に作られたものだろうから、
ガラス工の人たちは大変だっただろうなあ。

一旦ガラスになってしまえば、ウラン由来の放射線はほとんどガラスに吸収されて出てこない。
それでもウランガラスをアクセサリーとして装備するのはお薦めできない。
生体システムが修復する速度以上で遺伝子を破壊されると、困ったことになる。

館長は酸化ウランのペンダントを付けてましたけどね。
天然ウランは健康にいいんだ!と言ってたけど。

樽にウランと水を入れて20時間ばかり放っておくと、水が美味しくなるらしい。
それって、水を溜め置きにするせいで塩素が抜けてるだけじゃないのかな、と。

でもウランガラス製のメダリオンみたいのを一個買う。
念写の実験でもしてみようかなと思ったので。
わざわざ奥の方からガイガーカウンターを出してきて放射能を測定してくれるサービス付き。
買ったガラスは、10count/secぐらいのγ線を出す程度の能力。


昼食は高山ラーメン。
正統派のラーメンらしいラーメンだった。
よく分からないけど多分魚のだし、おそらく醤油味、油控えめ、ちぢれ麺。
こういうのを食べると、とんこつラーメンとか味噌ラーメンは、
果たしてラーメンと言っていいのかどうか疑問に思う。
教えてラーメンマン。


古い町並み、と名付けられた確かに古い町並みを通って、陣屋へ。
陣屋は江戸時代の役所みたいなものだ。

確かに、役所だった。
代官の部屋、伝令控えの部屋、裁きの部屋、会議室、客間、などなど。
全部屋畳敷きだけれども、どの部屋も役所のシステムに完全に対応する。

ギザギザの床の上に正座して上から石を抱かせる拷問器具が展示してあった。
うわあ。本物見たの初めてだよ。
実際使ってたんだなあ、と。
悪人に人権はない。


牛玉焼。
たこ焼きのたこの代わりに牛肉が入っている、
飛騨牛で有名な飛騨地方の特産品。

生地の味つけは上々。
牛肉は美味しい。
集合論的に言って美味しいはずだが、実は普通。


そろそろ帰りの時間。
まだ4時半と早いが、特急で岐阜まで1時間半、
さらに岐阜から京都まで2時間かかるのでわりとぎりぎりの時間。

岐阜地方の電車では乗客がみな押し黙っているのが印象的だった。
こんなところに感じるのが地域差。


で、実はこれが卒業式の前日。
まあ別に大したこと無いけど。
お疲れ様でした。




(493) 隔日記 0xD9/0x100 by junnno' at 2005/03/29 00:40:24 レス投稿

隔日記 0xD9/0x100

昼食に満足した一行は、温泉に入りたくなった。
まさに、享楽に溺れた思考といえよう。

温泉博物館に入った。
立派な門に掲げられた木板に、温泉博物館、と白で書いてある。
くぐると、右手に温泉五箇条が書いてある。

クマー。
シカー。
カメー。

いろんな剥製が置いてある。
綺麗な顔してるだろ、死んでるんだぜ、それ。

まともなところでは、
温泉の成分で詰まったパイプとか、
温泉の成分で錆びさせられた指輪とか、
温泉の周りに析出する硫黄、炭酸、ケイ石などの各種鉱物が展示されている。

展示品はなんだか凄く古い感じがする。
でも、地図と施設名ボタンが並んでいるのがあって、ボタンを押すと、
その施設のある場所のランプが光るという、よくある立体地図がある。
青色発光ダイオードを使っているということは、結構新しいのかも、と思った。


温泉博物館の足湯コーナーでは、
足だけ温泉に入れる場所がある。
ひざ下までの高さに湯が張ってあって、
その横は木で出来た腰掛けるベンチになっている。
湯のレーンと水のレーンがそれぞれ並んでいて、
湯で茹で上がった足を冷水で冷やせるようになっている。
湯と水とを交互に歩くと大変良いらしい。
何が良いって、そりゃ、色々いいんだよ、きっと。

湯で暖まった足には水がもう冷たくて冷たくて、
自然と笑い声が出てくる。
「うえへへへへ、冷てぇ!うえへへへ」
笑っても何しても、冷たいものは冷たいのだ。

足だけを暖めても、全身が暖まる。
血液循環システムがヒートパイプになってるんだねえ。


温泉博物館、さらに足湯を堪能したので、次は温泉に浸かりに行くことにした。
泊まりの予定の旅館でも温泉はあるのだけれども、
とりあえず温泉街なら温泉巡りだろう、という意向らしい。
温泉巡りはラーメン屋巡りみたいなもので、あんまり気が進まなかったのだけれども。

じつはそんなに悪くない。良い。
もちろん男女は別々なので(いわんや公衆浴場に混浴はないはず)、
時間を決めておかないといけない。
取りあえず一時間で、に対して、一時間半で、と返ってきた。
「一時間半も何をするんだろう・・・」
とは誰でも思う。

一時間半は非常に長い!と思ったが、とりあえず時間を消費するため、
いろんなバリエーションの温泉にローテーションで色々浸かってみた。
湯に打たれたり、箱に蒸されたり、ぬるま湯に浸かったり、熱いのに浸かったり。

不思議なことに、ずっと浸かっていても温泉ではあまりふやけない。
やっぱりイオンが色々溶けているから、あんまり浸透圧がかからないのだろうか。
生体の防御機能が働くのだろうか。
気のせいだろうか。

適当にあがって、休憩室で涼む。
マッサージ機100円、ジュース200円、カップアイス300円、相性占い機100円。
そういえばタオル、バスタオルが500円だったような気がする。
なんか、この温泉場は細々と金を取ろうとするなあ、と思った。

30分ほどして、女性陣は、本当にぴったり一時間半で上がってきた。
ちょうどだと言っていたけど、本当に、一時間半も何してるんだろ。
謎々。


旅館にEnter。食事にEnter。

なんか、いろいろ出て来た。
いたれりつくせり。
はんぺんを焼いて、地鶏を焼いて、網をとったら鍋で色々。
一つ一つの量は少なかったのでちょっと残念だったのだけれども、
然し美味しいものはこういう食べ方をしないと美味しくないよなあ、と思った。


部屋にもどってごろごろ。
サービスのお茶、お菓子が以外と美味しい。
さらに、果物かごに入っていた柑橘類がびっくり美味しい。
こういうサービス品は案外適当なとこが多いので感激。


温泉卓球。
サーブを打ち返した以降が続かない。
これこそ温泉卓球。
ゑー。


帯ほどきよいではないかごっこはした?と聞いたら、
変態扱いですので気を付けましょう。
ごめん。


旅館の温泉は普通の浴場形式。
でも湯はやはり普通じゃない。

露天風呂は雨が降っていて入れなかった。
入浴禁止になってたのではなく、見た目あまりにも寒そうだったんで。
ビルの屋上に作った、という感じ。というか、そうなんだけど。
東京駅の近くにある24時間サウナの露天風呂を思い出した。


京都から持ち込んだ清明神社のおみやげ品を皆で賞味して、
明日の計画の作戦会議。
飛騨の里?アンティック館?ラーメン?陣屋?
そんなところで。

続く。



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