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夏は山。
アジに味を占めて、今度は無謀にも渓流釣りに挑戦することになった。渓流釣りはとにかく難しい印象があるのだが、まずはやってみようかということで。
われわれ素人2人組みの釣りは、その日の朝に釣具店で釣竿+仕掛け+餌1式を買うところからはじまる。あまりにも無計画。
ネットで見た頼りない情報を頼りに、買ったばかりの釣竿(1500円ぐらい)を持って、鳥海山麓の渓流へ。
渓流沿いには、最初は遊歩道のような、次第に山道のような、途中は獣道のような、最終的にはかろうじて道が、ずっと続いている。観光地になっている入り口から1kmほど歩いたところで、直感とイマジネーションを信じ、魚が居そうな川原に下りる。
餌はイクラを使用した。気合のある人は、現地調達しても良いらしい。野苺とかではなく、そのへんの虫を捕まえる。
1時間ばかり試行錯誤したところで、岩の下の深くなった場所に投げ込んだ仕掛けが、スイッと沈んだ。
釣れた!!初めてなのに釣れちゃったァ!!
イワナは、過去に何度も食べたことがあるので、見た目ですぐにわかる。
包丁と記念撮影。
結局、3時間ぐらいの間で15cm?25cmぐらいのイワナを2人で5匹釣り上げた。まずまず満足。実際のところ、釣れるとは思っていなかった。
魚を焼くのは結構難しい。塩のふり方が足りないと、焦げやすい。魚を焼くときは、身が崩れるのであまり頻繁に手を入れてはいけないが、直火で焼いているため、ちょくちょく手を入れてやらないと、逆に焦げて食べられなくなる。ただ川魚は身が締まっているので、比較的回したり返したりしても大丈夫であるような気がした。
小さいものより、ある程度大きいものの方が、食べ応えがあって、美味。
7月 21st, 2008 at 22:34:20
も、もう完全にアウトドアな釣り吉三平になられたのですね。
おじさんは嬉しいです。
7月 26th, 2008 at 22:01:33
秋田は釣りキチのふるさとだからな。
いやいや、そんなに釣りばっかりしているわけではないのですよ。解りたくないけどわかる人にはこの一般の趣味人を装った何気ない文章のなかに散りばめられた花とゆめや富士見書房や釣られクマーの息遣いが感じられるのです。
しかし先日の地震でまた本棚から本がなだれ落ちて来たでござるよ。