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夏の定番、堤防つり。

ぶらぶらと近くの堤防に出かけていって、釣れる魚を釣る遊び。

釣れる魚を、とはいっても、釣り針とえさを選ぶ時点で、既に何を釣るかは決めておかなくてはいけない。とりあえずアジなどを狙う。簡単で、食べられるので。

釣れた!!初めてなのに釣れちゃったァ!!という展開を期待するも、なかなか釣れない。代わりに見たことのない魚が次々掛かる。

そのうち飽きて、天秤をつけて投げたり飛ばしたりする。すると、また得体の知れない魚がいろいろと掛かる。

さかな

さかな

さかな

とりあえずネットでIDし、ふぐでは無いことを確かめて、全部食べた。

我々の見立てによると、第一の写真はウミタナゴ。その次はウグイ。最後の写真は左からアイナメ、コチ、キス。

釣りたてなので、何でも旨い。ウグイは、小骨が多くて邪魔だが、身は旨い。ウミタナゴは、焼くと旨い。ウオゼのような味。アイナメ、コチ、キスは、天ぷらが良い。

天ぷらには一度、たまたま在庫していたタコ焼き粉を用いたが、 失敗だった。

そして苦節3週間(正味は3日)、遂に我々はアジの捕獲に成功した!

さかな

でっけえ。2年前に堤防に行ったときは、5cm?10cmぐらいの豆アジばっかりだったものだが。

さかな

この日は大漁で、30分ぐらいの間に、15cm?20cmのアジを2人で16匹ほど釣り上げた。ただし、当初3時間、別の堤防では釣れず、場を放棄してその堤防に来たところで。30分の間、ひたすら入れ食いが続き、オキアミの冷凍ブロックが一瞬で無くなった。

しかし、釣りは、もしかしたら、釣れない間が、一番楽しいかもしれない。

・・・釣れたら釣れたでこう云うわけだ。

実際、釣れない間、何が悪いか解らずにウロウロしたり、試行錯誤したりしているのが楽しい。釣れ始めると、やや忙しい。で、アジなどは、何の工夫もなしに次々と掛かる。さおの先をぴくぴく動かして誘うようなテクニックは要らないし、掛かったときにグッと引いて針を引っ掛けるような操作も不要。

結局は、場所と時間とタイミングで、単に魚のいるところに投げれば掛かる、ということらしい。

アジフライ

アジフライ ああアジフライ アジフライ
(季語:アジフライ)

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