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(493) 隔日記 0xD9/0x100 by junnno' at 2005/03/29 00:40:24

隔日記 0xD9/0x100

昼食に満足した一行は、温泉に入りたくなった。
まさに、享楽に溺れた思考といえよう。

温泉博物館に入った。
立派な門に掲げられた木板に、温泉博物館、と白で書いてある。
くぐると、右手に温泉五箇条が書いてある。

クマー。
シカー。
カメー。

いろんな剥製が置いてある。
綺麗な顔してるだろ、死んでるんだぜ、それ。

まともなところでは、
温泉の成分で詰まったパイプとか、
温泉の成分で錆びさせられた指輪とか、
温泉の周りに析出する硫黄、炭酸、ケイ石などの各種鉱物が展示されている。

展示品はなんだか凄く古い感じがする。
でも、地図と施設名ボタンが並んでいるのがあって、ボタンを押すと、
その施設のある場所のランプが光るという、よくある立体地図がある。
青色発光ダイオードを使っているということは、結構新しいのかも、と思った。


温泉博物館の足湯コーナーでは、
足だけ温泉に入れる場所がある。
ひざ下までの高さに湯が張ってあって、
その横は木で出来た腰掛けるベンチになっている。
湯のレーンと水のレーンがそれぞれ並んでいて、
湯で茹で上がった足を冷水で冷やせるようになっている。
湯と水とを交互に歩くと大変良いらしい。
何が良いって、そりゃ、色々いいんだよ、きっと。

湯で暖まった足には水がもう冷たくて冷たくて、
自然と笑い声が出てくる。
「うえへへへへ、冷てぇ!うえへへへ」
笑っても何しても、冷たいものは冷たいのだ。

足だけを暖めても、全身が暖まる。
血液循環システムがヒートパイプになってるんだねえ。


温泉博物館、さらに足湯を堪能したので、次は温泉に浸かりに行くことにした。
泊まりの予定の旅館でも温泉はあるのだけれども、
とりあえず温泉街なら温泉巡りだろう、という意向らしい。
温泉巡りはラーメン屋巡りみたいなもので、あんまり気が進まなかったのだけれども。

じつはそんなに悪くない。良い。
もちろん男女は別々なので(いわんや公衆浴場に混浴はないはず)、
時間を決めておかないといけない。
取りあえず一時間で、に対して、一時間半で、と返ってきた。
「一時間半も何をするんだろう・・・」
とは誰でも思う。

一時間半は非常に長い!と思ったが、とりあえず時間を消費するため、
いろんなバリエーションの温泉にローテーションで色々浸かってみた。
湯に打たれたり、箱に蒸されたり、ぬるま湯に浸かったり、熱いのに浸かったり。

不思議なことに、ずっと浸かっていても温泉ではあまりふやけない。
やっぱりイオンが色々溶けているから、あんまり浸透圧がかからないのだろうか。
生体の防御機能が働くのだろうか。
気のせいだろうか。

適当にあがって、休憩室で涼む。
マッサージ機100円、ジュース200円、カップアイス300円、相性占い機100円。
そういえばタオル、バスタオルが500円だったような気がする。
なんか、この温泉場は細々と金を取ろうとするなあ、と思った。

30分ほどして、女性陣は、本当にぴったり一時間半で上がってきた。
ちょうどだと言っていたけど、本当に、一時間半も何してるんだろ。
謎々。


旅館にEnter。食事にEnter。

なんか、いろいろ出て来た。
いたれりつくせり。
はんぺんを焼いて、地鶏を焼いて、網をとったら鍋で色々。
一つ一つの量は少なかったのでちょっと残念だったのだけれども、
然し美味しいものはこういう食べ方をしないと美味しくないよなあ、と思った。


部屋にもどってごろごろ。
サービスのお茶、お菓子が以外と美味しい。
さらに、果物かごに入っていた柑橘類がびっくり美味しい。
こういうサービス品は案外適当なとこが多いので感激。


温泉卓球。
サーブを打ち返した以降が続かない。
これこそ温泉卓球。
ゑー。


帯ほどきよいではないかごっこはした?と聞いたら、
変態扱いですので気を付けましょう。
ごめん。


旅館の温泉は普通の浴場形式。
でも湯はやはり普通じゃない。

露天風呂は雨が降っていて入れなかった。
入浴禁止になってたのではなく、見た目あまりにも寒そうだったんで。
ビルの屋上に作った、という感じ。というか、そうなんだけど。
東京駅の近くにある24時間サウナの露天風呂を思い出した。


京都から持ち込んだ清明神社のおみやげ品を皆で賞味して、
明日の計画の作戦会議。
飛騨の里?アンティック館?ラーメン?陣屋?
そんなところで。

続く。



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