XUL拡張の作成
Firefox 1.0で作業を行った。
新しい拡張を作成するディレクトリを作成する。
慣例ではchromeディレクトリ下のcontentに作るらしい。
ここでは(firefox dir)/chrome/content/testapp/とした。
まず、testappパッケージを定義するcontens.rdfを作る。
[contents.rdfの内容]
次に、ウィンドウをデザインするXULファイルtestapp.xulを作成する。
[testapp.xulの内容]
ここでtestapp.xulをfirefoxのウィンドウに落とすと、
XULで記述した内容がレンダリングされて表示される。
しかし、この場合は「よそさん」のファイルとして認識されているので、
ローカルを取り扱うようなスクリプトは使えない。
作成した拡張をFirefoxに認識してもらうために、
chrome/installed-chrome.txtの末尾に一行追加する。
content,install,url,resource:/chrome/content/testapp/
ここでresource:は(firefox dir)をルートとしたパスで、
作成する拡張が置かれるディレクトリを指定している。
firefoxを再起動するとchrome/chrome.rdfに、
さっき作成したcontents.rdfがマージされるようになる。
contents.rdfは、削除すると再生成されるようなので、
installed-chrome.txtを変更したら毎回削除する。
これで、firefoxのアドレスバーから
chrome://testapp/content/testapp.xul
のアドレスでtestapp.xulにアクセスできる。
Javascript Debugger:
chrome: URLのファイルが表示されない場合は、
Debug -> Exclude Browser Filesのチェックを外す。
http://www.hacksrus.com/~ginda/venkman/faq/venkman-faq.html#2.19