我が家のPC-9821V166がお亡くなりになり、内蔵とと外付けのハードディスクを
救済する必要が生じました。今回は無事救出することができましたので
そのお礼を兼ねて詳細を報告したいと思います。
内蔵の方は自宅ではどうしようもなく知り合いに頼んで自作PCに
接続してもらって簡単に自動で救出できました。
そして外付けの方ですが、もともとはPC-9801で使っていたSCSIの
ハードディスク(Logitec製)でPCカードを買ってきてWinXPのノートPCに
接続して救出に成功!しかし、できあがったファイルが読めない…
ここでもそれで悩んでいる人がたくさんいるようですが、
古いハードディスクだから無理なのか…と思いました。
しかし、試行錯誤の末、読むことができました!
みなさんもファイルが吸い出されたのならたぶん読めると思います。
がんばってください。
私の場合はディスク開始が512でセクタ数74という想像もしない
変な設定だったので探し出すのに苦労しました。
結局の所以下のことに注意してDiskExplorerで見つけ出しました。
・自動で見つけてくるディスク開始が正しいかどうかは領域名が
表示されるかどうかで判断するとよい。(ディスク開始はセクタ長
にも影響されるので領域名が表示されるならセクタ長もいじらない。)
私の場合はディスク開始の512だけをnhdgenで見つけてきて変な
数字だったが、領域名が表示されるので固定することにした。
・残るのはセクタ数とヘッド数だが、このかけ算が領域の大きさを
決定しているようだ。私の場合はハードディスクの手引きから
ヘッド数は4と分かったので後はセクタ数のみ。
・元々のハードディスクは340M(小さい(^_^;)だったので
領域合計がそれに合うように考えると72かな?と思ったが
うまくいかず。
・バイナリエディタで元のファイルを見ると領域の開始位置が
あっていないようだ。もう少し大きな値。そんな中途半端な
セクタ数があるのかとも思ったが72から順に上げていくと
74でなにごともなかったかのように普通に読めた!
・手動のnhdgenで見つけた値を入れるとT98-nextで動くものが
できた。
以上、報告でした。
有用なツールにとても感謝しています。