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しばらくぶりに全面的に部屋の掃除をしたら、居住空間が3倍ぐらいに広がって、とても快適になった。床を踏み歩くのに、パズル的思考が必要ない。今日のきれいな部屋は、明日のきれいな部屋を再生産する。

しかしながら、綿埃の増殖速度は凄い。数時間でもうっすらと積もりだし、数日放置するだけで複合体に進化する。奴等は宇宙生命体に違いない。

で、勢いに乗って、ディスプレイを縦においてみた。前々から考えていたのだけど。

デスクトップ縦

現在使用中のI/O DATAのLCD-TV241Xは、回転には対応していない。VESAマウンタを別に買えば自由自在だが、当面その予定がないので、とりあえず台座をを取り外して、90度回転させて取り付けた。

台座を分解して分かったことには、製造時に方向を間違えて取り付けたりすることが無いように、随所に工夫がされている。標準規格のねじ穴の位置は4回対称になっているので、基本的には、マウンタを90度回転させても取り付けられるはずである。しかし、標準の台座と本体だと、お互いの金属やプラスチックの部分に付けられているちょっとした突起が邪魔して、90度回転した状態では間違っても取り付けられないようになっている。

製造時のミスを物理的に防ぐ、優れた設計だ。でも今回は仕方が無いので、こちょこちょと加工した。

縦置き表示は、良い。

画面をスクロールせずに文章を読めるので、集中力が途切れない。また、多くのWebページが1画面に収まるので、目的の情報を見つけるのが容易になる。たとえば、googleの最初の検索結果10件が、1画面に収まる。

ウィンドウを上下に分割して編集するのも、それぞれの画面が広くなり、かなり実用的になる。行単位編集の流れ的には、横幅が固定されていたほうが都合の良い場合が多いので、上下が広いほうが分割編集がやりやすい。

欠点もある。が、ほとんど慣習上と習慣上の問題だ。

ひとつは、ClearTypeが縦にサブピクセルが並んでいることを想定していないため、個々の文字の視認性が失われること。文章全体の視認性が良いだけに、惜しい。次期Windowsでは、何とかなるとかいう話もある。現状でも、使えないレベルではない。偽色が見えるが、アンチエイリアスなしよりは全然見やすい。

もうひとつは、タスクバーを下に置くと、遠すぎること。マウス操作が意外と疲れる。というのも、左右方向のマウス操作は手首だけでなんとかなる一方、上下方向は腕全体を動かす必要があるので、意外に負担が大きい。かといって、横にタスクバーを置くと、さすがに画面が狭い。

あとは、使っているLCDの仕様で、長手方向の視野角より高さ方向の視野角のほうが小さい、ということ。基本的に縦置きにするユーザは少数だろうから、長手方向の視野角を優先するというのは当然だろう。しかし、実際縦にしてみると、高さ方向の視野角が狭いのが良く分かる。ディスプレイの正面から外れると、右目と左目の見る色が違ってきて、ちかちかする。

縦置き表示は、読んだり書いたりの作業をするには、とても適している。でも、この先主流になることは、多分ないだろうな。

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