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ふと思い立ってインドに行ってきた。

写真はphotosynthで(Silverlightが必要かも):
http://photosynth.net/userprofilepage.aspx?user=junnno

適当に撮ったわりには、そこそこ結合されている。色々な難関に阻まれ、今回の旅行で回れたのはデリー、アーグラ、ジャイプールの三都市。photosynthに上げた写真のサイトは、それぞれ次の都市に属する。

デリー:インディア・ゲート

アーグラ:タージ・マハル、アグラ・フォート、タージ・マハル裏、スィーカンドラ、ファーティプル・スィークリ

ジャイプール:アンバー・フォート、ハワ・マハル、 ジャンタル・マンタル

主要な観光地のある街では、とにかく客引きが多い。特に駅前やバス停前などでは歩くのに苦労する。

列車の切符を買うだけで一日かかる。駅前ロータリーの入り口から駅舎に入る100mの間、約20mにひとりの割合でインド人詐欺師が声を掛けてくる。立ち止まってまじめに話を聞くと、偽の旅行会社に案内される。

リクシャーに乗ると、50%ぐらいの確率で目的地に着かない。宝石屋、細工屋、偽の旅行会社。

それらを除けば、インドの治安は悪くない。少なくとも昼間、街中は安全だと考えられる。路地裏の貧民街をぷらぷら歩いていても、不安を感じることは全くない。そもそも、人口の半分ぐらいが、非殺生を守るために、肉を食べないような文化の国なのだ。

リクシャードライバーも、根が素直なので、大声で怒鳴りつければちゃんと目的地まで行く。

というわけで、インド人詐欺師に騙されながら、ぐるぐる回ったデリー市内のGPSログ(Google Earthが必要):

http://junnno.sakura.ne.jp/india/20090429_delhi.kml

GPSの機種はm-241。経度、緯度、高度はもちろん、進行速度や進行方向なども表示できる。また、移動前に原点を設定し、そこからどれだけ離れたかを表示する機能もある。

ログは、設定した時間または距離ごとに記録される。約130,000点の内蔵メモリがあるので、10秒ごとに1日24時間記録し続けても、2週間分を記録できる。電源は単三電池。バッテリライフは通常のアルカリ電池で13?14時間程度。

これを首から下げていると、いろんなインド人が興味を示す。セキュリティでもけっこう質問された。俺の作った木像と交換しようぜ、というインド人もいた。いらんがな。

まあ、なんだかんだで、やっぱりインドはいい国だったよ。

2 Responses to “40”

  1. 砂人 Says:

    98SCSIから吸い出したImageからのData取り出しが上手くいかないので、偶然覗いたんですが、Indiaも変わらないですね。

    私は初めての海外旅行でIndiaに行って空港から詐欺のFull Courseを味わいましたけど、詐欺師も業者とつるんで、劣悪なServiceで金を巻き上げるだけだし、地図作れるぐらい裏路地歩き回っても、身の危険を感じない。(旅行者情報で危ないと言われた通りはありましたが)。
    たしかに治安は良く法律が機能している。詐欺師に騙されなければいい国ですよ。自分の主張を明確に押し出せる人ならいいんじゃないですかね。

    Indiaには随分鍛えられた、というか短期集中特訓が過ぎて、病気にさえならなけりゃよかったんですけどね。苦笑。

  2. junnno Says:

    こんにちは。はじめまして
    いまごろコメントに気づきました。

    私もこのインドが初めての海外旅行でした。
    詐欺師を除けば、普通のインド人の気立ての良さには結構驚き。
    道に迷って道を聞いたら、その辺の暇な人達が束になって集まってきて一緒に地図をのぞき込んで考えてくれる。
    まあ、実際、暇なだけかもしれないが。

    DiskImg.の方はDiskExplorer掲示板の方に書いときました。

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